腰椎分離症とは椎弓と呼ばれる腰椎の後方部分が分離した状態のことを指します。分離症は1回の力で起こるのではなく、繰り返しの力によって起こる疲労骨折です。特にスポーツをしている成長期に多い疾患です。

運動時の腰痛が主な初期症状で、特に腰を反らす動作で痛みが強くなります。

安静にすることで一時的に腰痛が軽減しますが、運動をすると症状が再発します。

さらに進行すると「分離すべり症」になり下肢のしびれを引き起こします。

分離症の原因はジャンプや背中を反らす動作、回旋（ひねる動作）の繰り返しによって起こります。特に分離症が起こりやすいスポーツとして、野球、サッカー、バレーボール、柔道などがあります。繰り返しの動作が主な原因となりますが、その他にも姿勢の悪さ、筋力不足、柔軟性不足などがあげられます。

腰椎分離症の症状として初期はスポーツをしている間やスポーツ後に痛くなり、腰を反らすと痛いといった症状ですが、放置してしまうと折れた骨がくっつかなくなってしまいます。すると常に腰が痛かったり、下肢にしびれが生じることもあります。

名古屋市緑区・小島接骨院・整骨院「腰椎分離症」の施術

成長期に起こる急性の腰椎分離症の場合は保存療法により骨癒合が期待できますが、長期間のスポーツ活動の制限やコルセットの装着が必要になります。

急性期を過ぎて骨癒合が期待できない場合、腰痛が気にならなければ必ずしもスポーツ活動を禁止することはありません。

急性期を過ぎた腰椎分離症の施術として名古屋市緑区・小島接骨院・整骨院では、身体の土台となる骨盤から身体の歪みを改善していき、バランスを整え、痛みの出にくい身体づくりを目指します。

「ボキボキ」「バキバキ」といった事は致しません。歪みの原因になっている筋肉を緩めることで骨を正しい位置に戻す矯正を行います。

「筋・筋膜調整」

筋膜のつながりを使って筋肉を緩めていきます。痛みや運動制限の原因となる筋肉を緩めて、関節の可動域を広げます。

「電気治療」

名古屋市緑区・小島接骨院・整骨院には痛みによく効く電気治療器を導入しています。

一般的な低周波電気治療に比べると、痛みに直接アプローチできるため痛みの抑制に期待できます。

「ハイボルテージ」

ハイボルテージは高い電圧を用いるため、体の深部に電気が届き、神経の興奮を抑えて痛みやしびれを抑える効果があります。低周波治療器と違って皮膚抵抗が少ない為、電気が苦手な方にもご使用いただけます。

名古屋市緑区・小島接骨院・整骨院では腰椎分離症の痛みの改善はもちろん、症状が出にくい身体づくりのためにトレーニングやストレッチの指導も行っています。

スポーツをしていて腰痛でお困りの方は是非一度「名古屋市緑区・小島接骨院・整骨院」にご相談下さい。

執筆者　大山

「姿勢の維持」

良い姿勢を保つことで、腰椎にかかる負担を軽減できます。長時間座っている場合は、背もたれのある椅子を使い、腰をしっかりと支えることが重要です。

「適度なストレッチ」

軽いストレッチや運動: 痛みが和らいだり、症状が改善した後には、腰や背中の筋肉を強化するための軽いストレッチや運動を行うことが役立ちます。ただし、医師の指示に従って行ってください。

Q.どういう人がなりやすいですか？

腰椎分離症は主に10代のスポーツをやっている人になりやすいです。ジャンプや腰の回旋といった動きを繰り返し行っていると疲労で腰椎に亀裂が入り、分離症を発症しやすくなります。

Q.運動はしてもいいですか？

急性期の運動は原則禁止となり、コルセットによる安静が重要です。慢性期であれば症状に応じて運動も可能です。