30歳になると、多くの人が身体の変化や痛みを感じ始めます。これは仕事や家庭のストレス、運動不足、あるいは加齢によるものかもしれません。30代で特に多い疾患が腰痛です。

腰痛が起こる原因は様々で、多くは原因不明です。

腰の筋肉や骨を痛めているだけでなく、普段の姿勢、職業、生活習慣、ストレスといった様々な要因が絡み合って、腰痛として症状が現れることがあります。原因がはっきりしている腰痛もあり、代表的な病気として脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア、骨粗しょう症が挙げられます。

これらの病気は脊椎の神経が圧迫されることで腰痛が発生し、進行すると足に違和感やしびれといった症状が出ることもあります。また、成長期にスポーツをしている子どもの場合、腰椎分離症という疲労骨折をしていることがあります。腰痛は重篤な病気が隠れていることもあるため、早めの受診がおすすめです。

腰部の病気で起こりやすいのが坐骨神経痛です。坐骨神経に沿ってお尻から足にかけて痛みが起こることを総称して坐骨神経痛と呼びます。坐骨神経は、腰からお尻を通って足へとつながる太い神経です。この坐骨神経の走行に沿って痛みやしびれが出るのが特徴です。坐骨神経痛はあくまでも症状であり、疾患ではありません。原因となる疾患を突き止めることが大切です。

坐骨神経痛が現れた場合、以下の疾患が疑われます。

腰椎椎間板ヘルニア

腰部脊柱管狭窄症

梨状筋症候群

これらは主に腰椎の異常や、殿部の筋肉が原因となることが多いです。足の痛みやしびれなどの神経症状が進行すると筋力が低下し、転倒などの危険性が高まります。

このような状態になる前に、名古屋市緑区の小島接骨院にご相談ください。

Q足が痛いのですが、ヘルニアですか？

A,足が痛くなる疾患はたくさんあるので、ヘルニアとは限りません。

　問診・検査等で原因を探っていきます。

Q無理して運動はしない方がいいですか？

A痛みが出ない範囲での運動は大切ですが、無理は禁物です。

　症状が現れたらすぐに運動を中止しましょう。