ジョーンズ骨折は、足の小指の骨(第5中足骨)の基部が折れる骨折のことを指します。この骨は足の外側で、踵の近くにあります。ジョーンズ骨折はこの部分に大きな力が加わると起こります。

例えばスポーツをしているときに急に方向を変えたり、ジャンプして着地した時に足を捻ってしまったり、何度も同じ動きをして負担がかかったりすると骨がその力に耐えられなくなり起こります。

ジョーンズ骨折は足の外側に痛みが出ます。この痛みは歩行時や立ち上がるときに特に強くなります。また、足が腫れ、熱をもちます。大きく骨が転位してしまっている場合は足の形が変わって見えたりすることもあります。

骨折の回復にはリハビリが大切です。リハビリは痛みや腫れがある程度落ち着いたら始めます。その後徐々に運動を開始します。最初は軽いストレッチや筋力トレーニングから始め、徐々に負荷を増やしていき、足の筋力を回復させます。

予防策としては足に合った靴を履くこと、運動前にはウォーミングアップをしっかり行い、筋肉をほぐしておくことが大切になります。

再発させないためにはリハビリをしっかり行うことが重要です。骨が完全に治った後も、適度な運動を続けて足の筋力を維持することが大切です。

Qジョーンズ骨折と他の第五中足骨骨折の違いは？

ジョーンズ骨折は、第五中足骨基部の特定の部位に発生する骨折で、足の小指の付け根近くに存在します。他の第五中足骨骨折とは異なり、ジョーンズ骨折は血流が少ない部位に発生するため、治癒が遅くなる特徴があります。